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西大和学園が募金してくれました

　奈良の西大和学園の生徒諸君が文化祭の収益金を当プロジェクトに募金してくれました。文化祭には植樹に参加してくれた生徒以外の生徒も活動したと思われるにもかかわらず、生徒みんなの意志で当プロジェクトに寄付をしてくれたということです。それは、西大和学園において被災地を支援し学ぶ活動が、被災地学習に参加した生徒にとどまらず広く認知されているのだと思われ、素晴らしいこととスタッフ一同感激しました。
　同校は毎年、他の高校と連携して植樹または夏の下草刈りに参加してくれています。今年の春は京都・堀川高校と植樹に参加してくれました。また、これまでに地元の吉野桜を維持管理している「吉野山保勝会」、大和ハウスとのつながりから実生から育てた吉野桜を持ってきてくれてもいます。
　また、被災地の見学では語り部に話を聞き、被災地の高校と交流を持ってもいます。
　来年春は学校の行事の関係で植樹に参加できないために送ってくれたということです。
　先輩から後輩へ、校内から他校・地域へとつながりの輪を広げていることは、ともすれば安易に語られる「絆」を長い間実践的に行っているわけで、忘れられがちな被災地にとって心強い支援になると思います。