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陸前高田さくらプロジェクト

活動のご報告

京都・洛陽工業が4年連続で植樹をしてくれました

 京都の洛陽工業高校は、2013年から毎年、植樹に参加してくれています。自分たちが参加するだけではなく、学内はもちろん、PTA、地域の商店会などと連携して被災地学習と支援を続けています。2013年は鳥取東、八頭高校と、2014年は奈良の西吉野学園と、昨年は静岡・藤枝東校と一緒に参加交流をしています。
 3月20日、13名が昨年に引き続き、上長部の集団移転地に植樹をしてくれました。昨年は移転地の後背にあたる尾根に山桜160本を植えたのですが、今年は住宅地の公園や取り付け道路脇に染井吉野65本を植えました。この日は、その半数を植えてもらいました。
 山を切り崩して造成した宅地は柔らかい表土が少なく、かなり大きめな岩石を含む砂礫地で、鶴嘴を使っても掘るのが困難な作業となりました。 

 また、この日急遽、小泉地区の新沼さんのリンゴ果樹園の植樹をしてもらいました。
 新沼さんはわれわれのプロジェクトの中心メンバーの一人です。震災でリンゴ畑は水没、自宅は流される被害を受けました。この日は畑の一部にリンゴの苗を植える予定であったので、急遽お手伝いをお願いしたのです。
 新沼さんから春は桜を見に、秋にはリンゴを食べに来てほしいと提案され、賑やかに行われました。
 植樹後、一行はモビリアに行きました。というのも、嬉しいことに2013年に植樹に来てくれた卒業生が数人、在校生と一緒に参加してくれたのです。自分たちの植えた苗がどのように育っているかを見たかったそうです。もちろん、少しずつ復興する町の姿も。
 その後、気仙沼の高校と交流をしました。